理事長挨拶
日本痛風・核酸代謝学会 理事長
(東京慈恵会医科大学 慢性腎臓病病態治療学 教授 名誉教授)
細谷 龍男
日本痛風・核酸代謝学会のホームページへようこそ
日本痛風・核酸代謝学会は尿酸、プリン体、ピリミジン体等の核酸関連物質を科学的に研究し、内外各学会との学術交流をはかることにより、我が国の医学および関連分野の発展に寄与し、併せて国民の健康の維持に貢献することを目的としております。これらの目的を達成するため、年一回の学術集会の開催、学会誌である「痛風と核酸代謝」の年二回の発行、その他本会の目的達成に必要な事業、を行っています。
本学会の特徴は、基礎的な遺伝子レベルの研究から、患者さんの治療に関しての臨床研究まで、非常に広範囲にわたって研究が行われており、尿酸という物質を中心に基礎医学からは遺伝学、分子生物学、生理学、生化学、薬理学、病理学、薬学、栄養学、公衆衛生学等、また臨床医学からは内科学、小児科学、腎臓病学、代謝学、血液病学、泌尿器科学、整形外科学、臨床検査医学等の分野の研究者が集う学会です。
本学会の歴史は古く、昭和52年、現名誉理事長の御巫先生、大阪大学総長故山村先生、東京慈恵会医科大学名誉教授上田先生を中心に、「尿酸研究会」として発足しました。その後、昭和63年に、日本プリン・ピリミジン代謝学会に、さらに平成11年に、現在の日本痛風・核酸代謝学会と発展的に名称を変更しております。
学会では、学会賞を設け、本学会で発表された痛風および核酸代謝に関する優れた研究業績を顕賞し、本学会での発表を鼓舞し、学会の発展を図っています。
最後になりましたが、本学会の趣旨に御賛同下さり会員として積極的に活動に御参加下さるようお願いいたします。分野に関わりなく、痛風・核酸代謝に少しでも興味のある方々の参加を、お待ちしております。